書籍・雑誌

木橋 / 永山則夫

1983年の第19回新日本文学賞を受賞した永山則夫の作品。
初めて彼の作品を読んだのは、死刑囚の書いた作品という言葉にひかれて買った「無知の涙」だった。

この作品は、短編ということもあって一気に読みきった。
実体験を下地にした作品だけに、一言一言がリアルだ。

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ドラッカー読書会 「経営者の条件」 第4章・第5章

毎月恒例のドラッカー読書会に参加。

「経営者の条件」の第4章と第5章が今回の範囲だった。

第4章から引用

・組織を評価する基準は、天才的な人間の有無ではない。平凡な人間が成果をあげられるか否かである。

・「何もさせてくれない」という言葉は、惰性のままに働くための言い訳でないかと疑わなければならない。
 もちろん、誰もが何らかの厳しい制約の中にいる。
 しかし、たとえ実際に何らかの制約があったとしても、することのできる適切かつ意味のあることはある
 はずである。

・リーダの仕事ぶりが高ければ、普通の人の仕事ぶりも高くなる。

第5章から引用

・成果をあげるためのひとつだけ挙げるならば、それは集中である。

・集中とは「真に意味あることは何か」「最も重要なことは何か」という観点から、時間と仕事について自ら
 意思決定する勇気のことである。


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毛沢東の私生活 / 李 志綏

毛沢東の私生活をその主治医である李博士が書いた回想録というか暴露本。

この書籍を読む限り、私利私欲の独裁者のイメージが強くなる。

著者の主観がかなり入っているとは思うが、かなり真実味はあると思う。

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蝶々の纏足

今まで読まず嫌いだった山田 詠美の作品を今回初めて読んだ。

ストーリーの展開はわかりやすく、文章も読みやすい。

光と影の関係といえる、えり子と瞳美の心理描写は巧みで、簡潔な言葉の使い方の才能に驚かされた。

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若きサムライのために / 三島由紀夫

三島由紀夫が割腹自殺を遂げる1年前のエッセイ集。
自衛隊問題、改憲問題等、今語られていることを既に予見していたことがわかる。
時代は異なるが、彼の言葉には何か突き刺さるものがある。

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ドリアングレイの肖像

オスカー・ワイルド の小説で、唯一の長編。

不思議な内容である。
幻想小説が好きな人びはお勧め。


舞台はロンドンのサロンと阿片窟。美貌の青年モデル、ドリアンは快楽主義者ヘンリー卿の感化で背徳の生活を享楽するが、彼の重ねる罪悪はすべてその肖像に現われ、いつしか醜い姿に変り果て、慚愧と焦燥に耐えかねた彼は自分の肖像にナイフを突き刺す…。

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NEVER FADE AWAY The Kurt Cobain Story(ニルヴァーナ、ネヴァー・フェイド・アウェイ―カート・コバーン・ストーリー) / Dave Thompson (原著), 小山 景子 (翻訳)

カート・コバーンの生い立ちから、ニルヴァーナ (Nirvana)結成そして、1994年の自宅での死までの伝記。

読まなくてもよかったと後悔するくらい内容は、ごく平凡で面白くない。

この本を原作に映画化との話もあったが・・・・

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「狂い」のすすめ / ひろ さちや

「狂い」のすすめ(ひろ さちや)を読んだ。

 「世間と違うことは、いけない事なのか?」
 「生きるための目標がなければいけないのか?」
 「今の自分を受け入れて、楽しく生きよう。」

そんなテーマで書かれている書籍。

途中から宗教色があらわれるののと、極論過ぎるのが気にはなる。
ただ、あまり深く考えずに読めば、気が楽になる書籍だと思う。

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平面いぬ。 乙一(集英社文庫)

「石の目」「はじめ」「BLUE」「平面いぬ。」という長めの4作品を収録したホラー短編集。

ホラーというよりは、ファンタジー色が強い作品集で、どの作品もラストに切なさを感じるが、とくに「BLUE」のラストシーンは切ない。

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ロベルト・スッコ / フロマン,パスカル【著】〈Froment,Pascale〉 中条 省平 中条 志穂【訳】

実在した殺人犯ロベルト・スッコを描いた作品。

読み進んでいくうちに、どんどん引き込まれていく。ノンフィクションであることを忘れてしまう。

映画化もされているようだ。機会があれば観てみたい。

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武器なき祈り―フェラ・クティ、アフロ・ビートという名の闘い  板垣真理子

フェラ・クティという名前をこの本を読むまでは知らなかった。

フォトジャーナリストである著者が、にフェラが枕元にたって啓示を受けて書いたと言われている本書であるが、その手法が良かったのかは疑問が残る。

ただ、この本が彼を知る良いきっかけとなったことには違いが無い。

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幻のビート詩人―支路遺耕治・川井清澄読本

たまたま、図書館に行った時に気になったので借りて読んでみた。

この本を読むまでは、支路遺耕治について何も知らなかった。
ビート詩人といえば、アレン・ギンズバーグ くらいしか知らなかった。

難しいことは分からないけど、何か感じるものがある。
それが、疾走する言葉のもつ勢いなのかもしれない。

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脳内イメージと映像 吉田直哉

NHKで「日本の素顔」などのドキュメンタリーを作ったその道の草分け的存在の著者が、
「映像と音楽」「映像と言語」などをテーマにした映像論。

自らの臨死体験やドラッグ体験などもを交えて、案外容易に読める。

結構お勧めの一冊。

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雪国  川端康成

「国境の長いトンネルを抜けると雪国であった。」

あまりにも有名な書き出しだ。

でも、内容は良くわからなかった。

単調でつまらなかったというのが正直な感想。

まだまだ、修行が足らないか。他の作品も読んでみよう。

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words for a book  大江 慎也; 小松崎 健郎

THE ROOSTERSデビューから、精神的な問題等を乗り越えて復活までの苦闘のカリスマ「大江慎也」ではなく、人間「大江慎也」を綴った一冊だ。
 
「序文に寄せて」で「限られた自由」と題して、大江自身が綴っているように、焦らずにゆっくり彼は活動していくに違いない。

私は
大江慎也として自由になりたい
限られた枠の中で自由な発想ができたらと思う
このKEYを打っている自分が自由になりたい

限られた枠の中で良いから自由に物事を考えたい
休息も必要である
止まる事も必要である
進んでばかりいたら自分を失ってしまう
何にもとらわれずに進んでいる人が羨ましい
でも決して自分を捨てない
私は自分がこうあるべきだという事から
自由になりたいと思っているのかも知れない
外に出ればいろんなことが待ち受けている
此所に居る事が好きなように外に出ること事も好きだ
人が笑っていても雑踏の中でも
いろいろなことが耳に入り目に入る
私の頭脳を私が好まずとも意図せずともかき乱す事もある

私は
大江慎也個人として
限られた枠の中で良いから自由になりたい

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青春の譜   辻仁成

作家としてのイメージが定着した辻仁成が、原点であるバンドのエコーズの結成20周年を記念して出版した歌詞集。

エコーズは当時、マイナーでも無いけがそこまでメジャーでもないバンドで、曲はU2エコー&ザ・バニーメに近かい音。

詩集としては、繊細さと激しさが感じられ良い作品だと思う。




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ブエナ・ビスタ・ソシアル・クラブとキューバ音楽の手帖   大須賀 猛

映画『プエナ・ビスタ・ソシアル・クラブ』を観たのは、いつだったろうか?
老ミュージシャンの楽しそうな演奏が印象的だった。

この本は、その映画の完全ガイド。
出演しているミュージシャンのディスクガイドもあり、キューバ音楽の入門書としても十分だ。




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ONE LOVE JAMAICA 山川健一

「Natty Janaica」の続編となる山川健一のジャマイカ旅行記で、写真は山口昌弘。

「Natty Janaica」の写真は、熊谷嘉尚。

旅行記を読みながら、遠い空の向こうの事をぼんやりと考えて、
ゆっくりとした時間を久しぶりにすごした気がする。

そういえば、「ジャマイカ飛び」というタイトルで山川健一書き下ろしテキストおよび、作品『ブラッディ・ジャマイカへもう一歩』『ナッティ・ジャマイカ』『星とレゲエの島』『ONE LOVEJAMAICA(ワン・ラブ・ジャマイカ)』、および山口昌弘氏の写真集(収録枚数約80枚)を収録したCD-ROMが発売されているらしい。

関連WEBサイト(観光、音楽、等)へのふんだんなリンクや、世界のレゲエWEBラジオ曲へのリンクも随所のにあるようなので、今度購入してみようかな。

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十年ゴム消し 忌野 清志郎

70年代初期から中期、RCサクセションが売れていなかった頃の詩などをまとめたもの。
(すでに絶版になったのかな?)

ブルースマン・清志郎 の内面を垣間見ることができる。

この本を読んで、「シングルマン」を
久しぶりに聴きたくなった。




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宝島  (スティーヴンスン)

まだ幼いころに読んだ記憶があるが、あらためて読み直してみると、癖のある登場人物がおりなす冒険旅行が結構面白い。

「パイレーツ・オブ・カリビアン」もこの作品がモチーフになっているかな。

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谷崎潤一郎 猫と庄造と二人のおんな

猫を溺愛する男とその男をとりまく二人の女の話。

単純でわかりやすい笑える作品だ。

この作品を読むと谷崎のイメージが少し変わるかもしれない。

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『黒猫・黄金虫』エドガー・ポー;佐々木直次郎訳/新潮文庫

「黒猫」 猫の目をナイフでえぐり殺してしまう。そこからが不幸の始まり。黒猫の呪い?

映画化もされたらしい。ホラーとして楽しめる作品だと思う。

しかし、「アッシャー家の崩壊」「黄金虫」と他の収録作品はちょっと難解だけど読み応えは十分ある。

ホラー好きは一度は読んでおくべき作品。

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リアル鬼ごっこ - 山田悠介

購入してかなりになるが、以前から話題になっていた山田悠介の「リアル鬼ごっこ」をやっと読んだ。

アマゾン等の書評では賛否が分かれている作品ではあるが、十分楽しめる作品だった。

ただ、自分が読んだのが幻冬舎文庫の加筆されている改訂版なので、初版はもっと違うと思うが・・・

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頭がいい人、悪い人の話し方

頭がいい人の話し方は描かれていない。

頭が悪い人の話し方を分類して、対処方法が書かれている。この対処方法を真に受けて、対応したら問題が必ずおきるだろう。

本書に書かれている話し方は、注意すべき話し方としての参考とする程度かと。

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ボルジア家―悪徳と策謀の一族

ボルジア家についてよく知らなかったが、「悪徳と策謀の一族」というタイトルにひかれて買った一冊。

読み終わったけど、悪徳と策謀の一族なのかよくわからなかった。

事前知識がなかったからかも・・・

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黒蜥蜴・怪人二十面相 - 江戸川乱歩

角川ホラー文庫の「怪人二十面相」。この文庫には「怪人二十面相」と「黒蜥蜴」の2作品が収録されている。

どちらも乱歩の有名な作品だ。

「黒蜥蜴」は、三島由紀夫の脚本、美輪明宏の舞台でも有名な怪しげな雰囲気の作品である。

「怪人二十面相」は、小林少年の活躍や少年探偵団の結成など子供も楽しめる。小学生のころ夢中で読んだ記憶があるが、今読んでも十分楽しめる。

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ポー詩集 - エドガーアランポー

ポーといえば、 推理小説、怪奇小説、探偵小説の作家のイメージが強い。

江戸川乱歩の名前が 「エドガーアランポー」から命名されているのも有名な話。

しかし、詩集の内容はちょっと難解である。(一度読んだだけで、十分理解できるはずもないのだが。)

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ハートランドからの手紙 - 佐野元春

「言葉に思いをのせて、伝えたい人に届ける。」

表現者としての佐野元春が、デビュー当時から一貫して行ってきていることだと思う。

一つ一つの言葉にリズムがある。

彼のような詩が教科書に利用されると面白いのに。

「リラックスして楽しんでくれたらうれしいです。」

彼がデビュー当時にやっていたラジオ番組で毎回オープニングでしゃべっていた言葉。(ステージも言っていたかな?)

「リラックスして、楽しんで」そんな気持ちですべてやれたらいいなと思う。

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日輪の翼 - 中上健二

冷凍トレーラーで伊勢、諏訪、出羽等の聖地をめぐる旅に売春で生計をたてていた老婆達でる。

各聖地で警備員や警官に追い回される老婆たちは滑稽でもある。

最後老婆たちは、忽然と東京で姿を消す。なぜ・・・

スピード感があって面白い小説だ。

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侏儒の言葉・西方の人-芥川龍之介

最近、読んだ本は、「ぼんやりとした不安」の言葉を残して、服毒自殺した芥川龍之介の「侏儒の言葉・西方の人」(新潮文庫版)。

収録されているのは、「侏儒の言葉」「西方の人」「続・西方の人」

この3作は、死を意識して執筆した作品。

特に、「続・西方の人」を書き上げた翌日に、この世を去った。

短編なので、一気に読めるが内容はちょっと難解。

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黒革の手帖-松本清張

松本清張の「黒革の手帖」を最近読んだ。

上下巻の2冊で結構ページはあるのが、面白く一気に読めた。

女性銀行員が巨額の金を横領し、銀座の高級クラブのママに転進し成り上がっていく物語。しかし、ラストは・・・

米倉涼子主演のドラマ黒革の手帖のイメージが最近では強いかと思うが、小説とは若干内容が異なる。

(ドラマは見てないのでなんともいえないが。)

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夏と花火と私の死体

乙一が16歳の時の作品で、デビュー作となる。

はじめて、乙一の作品を読んだが、なかなか面白かった。

小学生が死体を隠すために翻弄するが、冷静さが妙に怖い。

まあ、さらに怖いのがラストに出てきますが。

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夢十夜

「こんな夢をみた」

10の夢を題材にした 夏目漱石の幻想的な小品「夢十夜」の書き出し。

漱石の作品をそんなに読んではいないが、この作品はかなり異色。

難解といえば難解。

でも、なんとなく好きな作品だ。

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